くすみはある日突然あらわれるものではなく、原因の積み重ねによって徐々に発生するもの。これと同じように、くすみの予防・解消にもコツコツとしたスキンケアの積み重ねが効果を発揮します。例えば毎日の洗顔です。毎日、顔や毛穴の汚れをしっかり洗い流すだけでも十分なくすみ対策になるといわれています。もし、くすみ対策として高価なスキンケア商品の購入を考えているのであれば、まずは、洗顔料をしっかり泡立てる方法を身につけて、毎日たっぷりの泡を使って顔を綺麗に洗うようにしてみてください。

そしてもうひとつ、くすみ対策に欠かせないのが根本的な原因の改善です。くすみができる原因には生活習慣上の問題も関係しています。以下のような生活習慣の問題を解消し、くすみができにくい体をつくりましょう。

くすみの中でも、血行不良から起こるくすみにはマッサージも有効です。血行が促進されるだけでなく、顔をキュッと引き締めたり、フェイスラインをすっきりさせたりする効果も期待できます。ぜひお試しください。

紫外線は肌をくすませる大きな原因。紫外線を少しでもカットするために、日焼け止めを塗るようにしましょう。

たばこに含まれるニコチンは肌をくすませる作用があります。美肌をつくりたいならぜひ禁煙を！

顔の汚れが十分に落ちておらず肌をくすませている可能性があります。洗顔料の泡を使って毛穴の奥まで丁寧に洗いましょう。

血行不良は顔色を悪くする原因です。適度な運動を心がけて、すみずみまで血液が行き渡る体をつくりましょう。

くすみの原因「血行不良」は体を温めることでケアされます。入浴の時間も大切にしましょう。

肌の強い乾燥もくすみにつながります。洗顔後の潤い不足の肌はそのままにせず、しっかりと保湿を。

栄養バランスの乱れはくすみができやすい体をつくります。ビタミンCなど抗酸化栄養素を積極的に摂るよう心がけましょう。

睡眠不足は肌の新陳代謝を妨げ、肌をくすませる要因に。美肌が作られる真夜中は極力、眠りにつくようにしましょう。

こめかみと耳の一番上部を結ぶ線上の真ん中につぼがあります。このつぼを左右それぞれ人差し指で押さえ、小さな円を描くようにくるくるマッサージしましょう。じわっとイタ気持ちいい程度のソフトな圧力でおこなってください。

顔の中心から顔の外側にむかってマッサージします。あごから耳の下へ、眉間からこめかみへ向かって、血液を流すように数回摩りましょう。決して力を入れすぎずに、肌の負担にならない程度の優しい圧力を心がけましょう。

目頭から目尻にむけて数カ所を軽く押さえます。目の下の骨にそうように押さえていきましょう。目や肌を傷めないよう、優しくほどよい圧力でおこなってください。